アンクルマツのCDガイド   ダブのCDガイド  最新更新日2019年11月3日
ダブのCD
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ダブの誕生
ダブの誕生にはジャメイカの音楽業界の事情が大きくかかわっている部分がある。
音響や独特の録音に対する考え方とかいう以前にコスト的な問題や発売元=プロデューサーの収益への目論見といったことが大きいのだ。レゲエは基本的にはシングル盤での発売が多く、これをレコード店で次々と発売していくというシステムの中で売られていく。当然のことながら著作権的な部分は無視されておりいくら儲かるかが問題になっていた。同じ設けるのであればA面は歌、B面はカラオケというパターンが都合がいいというわけだ。カラオケもわざわざ録音しなおすようなことをしなければ大もうけというわけだ。
ダブの発展の背景
ジャメイカでのプロデューサーの立場というのは絶対的なものに近く。逆らえば干されるということになるような状態であった。というわけでジャメイカでのダブ・アルバムはほぼ全部プロデューサーの名義により発表されるという状況に過去あったわけだ。これらがDJとかサウンドシステムの発展の中で常に新しいトラックが必要とされるうちにどんどん大乱発の大発売過剰状態になっていくことになる。当然そこにはミュージシャンやエンジニア、プロデューサーの力が必要になっていく。走行していくうちに単なるBGMに近いところの位置付けからクリエイティブで斬新な音作りがどんどんされていくようになっていく。まずはベースの強調・・・・・・ダンス・ミュージックとしてそしてDJの音楽をよりよく表現するために行われ、そして様々な空間を強調するためのエコーやリバーブの効果をよりよく利用する音楽として脅威的な完成度をあげていくことになっていく。これがレゲエの世界的な発展とあわせ特に政治的につながりのある・・・移民等の問題・・・イギリスなどヨーロッパ別の流れができるほど新たな完成を見ていくことになる。
ダブの今日の位置づけ
当初はミュージシャンやプロデューサーが引っ張るような状況であったが現在ではむしろ音楽的センスのあふれたエンジニアによって発展して言っている感じが強い。ヨーロッパにおけるエイドリアン・シャーウッド、そしてマッド・プロフェッサーらのようなジャメイカとは関係がない人達によってその音作りの面白さや新たなビート感の強調を伴い発展していくのであった。当然のことながら原曲のよさをつぶすものや全く持って意味のない音に羅列というものすらある。日本においてはこのダブというものが体質にあうのか過去海外において高い評価を受けているケースが多い。現在でも日本のダブ・バンドには超一流と言っても過言ではないミュージシャンが多く現在でも確固たる地位を確保している。  
アーティスト名
キング・ジャミー
オーガスタス・パブロ
リントン・クウェシ・ジョンソン
プリンス・ジャミー
マッド・プロフェッサー
エイドリアン・シャーウッド
リーペリー
アフリカン・ヘド・チャージ
キング・タビー
ミュート・ビート
デニス・ボーヴェル
キース・ハドソン
ダブ・シンジケート
オムニバス盤
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